グローバルな原因は、少子高齢化。
ミニマムな要因は、新規自動車のラインナップの頭打ち。
自動車の売上げが落ち込んできた要因は、若者の自動車離れが大きな要因といわれています。
先日も紹介しましたが、少子高齢化のなかでは当然の流れであり、基礎的消費財の需用量は落ち込んでいくのです。
加えて、近年の自動車市場が好調だった背景は、旧来のタイプの自動車から、ラインナップを一新して消費者の需要を喚起してきたことが功を奏していましたが、その方法も頭打ちになり、自動車の耐久性も増したことから、買い換えが行われなくなったことが、ミニマム要因です。
ミニマム要因については、解説が必要かもしれません。
実例として、トヨタ自動車の場合。
トヨタ自動車は、1990年代の後半に売上げが大きく落ち込んでいましたが、2000年代に入ってからは好調に転じていました。
これは、トヨタ自動車の看板モデルであったカローラ、コロナ、マークU、チェイサー、クレスタといった往年のシリーズを縮小し、bB、BOXY、ウィッシュといった新しいタイプでの販売転換で、新規需要を開拓したことから、売上げが好転していきました。
この方法は、日産、ホンダにも共通する方法です。
サニー、アコードといった往年のモデルは最近は見ないでしょ!
このような方法には限界がきたということです。
2000年代に入ってから新車の買い換えが増えたと仮定した場合、おおむね2010年以降も新車の需要は少ないと見た方がよいでしょう。
人口減少でグローバル市場は縮小するので、ミニマム市場で勝負することとなってきます。
当面の注目は、クリーンエネルギー、ハイブリッドですが、まだまだ価格が高い。
新エネルギーやハイブリッドは200万円代で販売されない限り、需要の転換は起こりえないでしょう。
別の視点からすれば、ミニマム市場を開拓するスタイルを確立することが、新たなビジネスチャンスとなります。
09年の自動車市場「大変厳しい」…青木・自工会会長
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090103-00000029-yom-bus_all
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