2008年12月10日

日興コーディアルの希望退職者が多い理由は?

 金融不況になると、証券会社や保険会社のリストラが目に付くようになりますが、退職条件が良ければ希望退職者も増えるのでしょうか。

 希望退職者は、ファイナンシャルアドバイザーや女性外務員が多いとのことで、このような方々は「切られる前に退職金をもらって辞める」ということでしょうか。
 さすがに、40過ぎの正規社員の男性が、日興よりも良い条件で再就職可能な状況でもないので、おおむねこの立場にある方が多いと想像します。

 さて、日興の経営的影響ですが、退職金引当金以外の追加支出として、かなりの規模(○○○億円?)の一時的損失が発生することとなります。
 当面、今年の経営収支が悪化するので、株価にはマイナスですが、経営再建策が明らかになればプラス要因にもなりますが、既に証券業界の規制は緩和されており、株価上向きの兆しがなければ個人投資家の引き込みも困難なので、リストラ以外の積極的な経営再建策は難しい情勢下と思います。

 この部分が先日発表されたソニーのリストラとは質の違うところです。
 さらに、企業の解散価値をみると、ソニーは解散しても価値が残りますが、証券会社は解散価値がない。
 この差も、これからの株式投資では重要なファンダメンタルでしょう。

日興コーディアル、希望退職に1000人以上応募

米金融大手シティグループ傘下の日興コーディアル証券が募集していた希望退職に、全社員約7000人の10%超にあたる1000人以上が応募したことが10日、分かった。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081210-00000045-yom-bus_all
posted by そらまめ at 21:55| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/111030373

この記事へのトラックバック